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2011年 05月 29日
長い間僕たちの暮らしを支えてきた里山。里山の今を知り、考え、行動するプロジェクト。
都市と農村の交流も積極的に行いたいという福岡テンジン大学授業コーディネーターでもあるわたくしヤング管理人の思いと、大都市東京から引っ越してきて8年目を迎える安宅の農家しんくみ農園片桐先生の思いが合致し、更にそこに安宅交流センターのある川崎町の方々も賛同して実施に至ったこの企画。 福岡テンジン大学公式授業の第1回目が終了しました。 定員15名満員御礼!天神バスセンターに集合して後藤寺バスセンターへ。 そこから車で約15分、秘境安宅へ向かいます。 山本作兵衛さんの世界記憶遺産登録で沸く田川ですが、ここ安宅地区は炭坑は無くはるか昔から農村としての営みがあります。 廃校活用施設である安宅交流センターに到着! この日はあいにくの雨ですので、車で里山の現状把握。先ずは安宅でも下にある土取のしばらく耕作をしていない田んぼへ。 ここは今はレベルをみるために水を張っていますが、今年は植えることができません。 川などの水路から水が引けない、つまり奥の山からの水に頼るしか無い田んぼです。 その水の水路を整備しないといけなかったり、諸々整備が残っています。 次は安宅の上の方へ。 ぐるぐる車で走り山を登ります。 ようやく到着。 ここは十朗口といわれるところ。 棚田で、この下の段も昔田んぼでした。ここはこのプロジェクトでなんとか復活したい場所です。 さらに少し下ると杉林が。 しかし根元を見ると… そう、ここも棚田だったのです。 安宅にはこのような場所が何箇所かあります。 耕作をしなくなった棚田です。 その石垣は、まるで古墳をみるよう。 杉山と化している森、高齢化等、里山の現状がわかってきました。 さて安宅交流センターに戻ってお昼。 この日は古代米でカレーライス。 みなさんモリモリおかわり。嬉しいですね。 午後は竹割作業。 竹林を化している森を整備。その竹を使うアイデアです。 この竹でスタードームを作ります。そこに野菜を植えてお野菜ドームにするのです。 竹を割る作業はほとんどの方が初めて。 みんなでチカラを合わせて! 作業は進みます。 皆さんの団結力もあり、作業は予定より早く終了。 次は里山の課題解決や今日感じたこと等、グループディスカッション。 この取組みは福岡テンジン大学里山復活サークルに位置づけられていますので、サークル名も同時に考えてもらいました。 なるほど、都会で日常を過ごす方々のご意見はとても参考になります。 まとめてこのブログでも報告しますね。 地元の子供達も加わり… 参加していただいた方々はほとんどが女性。普段はオフィスで働く方々です。 自然豊か、人情豊なこの土地を楽しんでいただけたのではないでしょうか。 参加していただいた皆様ありがとうございました。次回は公式授業ではありませんが、是非参加してください!!初めての参加も大歓迎です。 次回からは安宅の皆さんにも徐々にご協力いただき、都市と農村の交流を図りたいと思います。 皆さん今後ともよろしくお願いします!
by kasasakiataka
| 2011-05-29 22:58
| 福岡テンジン大学連携
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